子育てパパのつぶやき ー耳鼻科医、経営者、家電好きー

3人の子育てをする耳鼻科医パパの手記

ゾフルーザの問題点とインフルエンザA流行の推移

インフルエンザAの流行がやっと落ち着き始めましたね。

先日のブログでしました統計でも、グラフが📉下降し始めました。

このまま落ち着いてくれるといいですが…。

 

先日当院の耳鼻科医師のそれぞれに封書が届きました。

ゾフルーザの安全性と有効性という印刷物の入ったもの。

内容はというと

  1. 成人でのアミノ酸変異株発生率約9%、小児(12歳以下)での発生率約24%。
  2. アミノ酸変異株でのウイルス力価はゾフルーザ内服後一旦は下がるが6日目を頂点として再増加する。
  3. アミノ酸変異株でも症状に有意差は無い。

というもの。

つまりは

変異株の発生率は高いが、安全だよ。

という事が言いたいらしい。

新薬の開発には多額の費用が掛かるし、社運をかける事もあると言う。

しかし、

小児学会が使わんよ

と言ってる薬を使う医者がどこにいるのでしょう。

インフルエンザは少しずつ変異するから、毎年流行するわけです。

それを助長しかねない薬を「安全です。」と言う製薬会社。

世の人々の健康<自社の収益 があからさますぎる。

 

社員を守るのは収益第1ではなく、信用第1であると思う。それが収益に結びつくのだから。

 

ジャパネットたかたはこれを大事にしたから、今も存在出来ている。

 


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