バレンタインデーでの選択
昔の当たり前が、今では非常識。
そんな時代の移り変わりを感じるアラフォーです。
バレンタインデーは医者をやってると必然的に貰う数も増えるもんです。
えぇ、義理チョコですけどね。
病棟や外来などから、所謂「一括り」で貰うわけです。
「病棟からです」みたいな。
いや、嬉しいですよ?貰えることは有難いのです。
ただ、日本独特のスタンドプレーをしないってスタンスの影響もあるのかなぁって思ったりもするわけです笑
で、これ、お返しが「一括り」で返せばいいから、楽なんだけど、相手が少人数のグループな時が面倒くさい。
3人とかだと、個人毎に返さないといけない気持ちになるのです笑。
これまた、お返しの金額とかどうしよ?みたいな、時間がかかる思考をしなくてはならないのです。
最近の多忙っぷりの中で佐藤オオキというデザイナーの事を良く思い出します。世界でも有名なデザイナーで、アナザースカイに出演していたのか印象的でした。抱えるプロジェクトは数百。相手はエルメス、バカラなどのそうそうたるハイブランド。
その中で彼のモットーは
「出来るだけしなくていい選択はしない」
食事は毎日、昼食はパニーニ。他は蕎麦などと決まっていて、「幕の内弁当は最悪」と。何か食べるかという「選択」をしなくてはならないからだと言う。
極端だけど、理解できるし、私も出来ればそうしたい。
でも、そういう一見無駄な「選択」が、後で大きな意味を持つこともあるのだな、これが。